木の種類

一般的にやや重く堅く、とくに粘りと強さがある材質です。そのため加工や乾燥が難しいのですが、狂いが少ない材料です。

金鱗から見た「栗の特徴」
桃栗3年柿8年と呼ばれるだけあって、成長が早いため木目が大きくはっきりしてます ね!だから堅い半面、軽い素材となっているため温かみのある家具に仕上がりますよ!

くるみ

木肌は緻密、均質でやや重く硬い材料です。その重さの割合には材質は素直で狂いが少ないのが特徴です。また一般に粘り気があって強く、切削その他の加工しやすく、 表面は磨くと光沢が出ます。

金鱗から見た「くるみの特徴」
くるみは、手で触るととてもぬくもりがあります。また軟らかい材質で軽いため、そのあたたかみを生かしたソファーやベッドなどがおススメです。

ナラ

重厚で堅く加工は大変で乾燥中に狂いが生じやすい材料です。木目は比較的荒いのですが、柾目面には美しい縞模様をつくり、それがトラの皮の縞に似ているため 虎斑(トラフ)と呼ばれて珍重されています 。

金鱗から見た「ナラの特徴」
ドングリのなるナラ。とても堅く重い木です。その重厚感が醸し出す安心感がすばらしいですね。長く使うことで味わいが出てくる材料です。

山桜

心材は褐色ないし赤褐色で、緑色を帯びた濃い色の縞が不規則に出ます。辺材は淡黄褐 色ないし黄白色が一般的です。

金鱗から見た「山桜の特徴」
日本人が大好きなさくら。山桜は、重くてかたい材料ですが、あたたかみも併せ持っています。手で触れるとひんやりしますが、不思議と冷たさの中に温かみのある逸材です。

かば桜

サクラを連想させる淡い色彩の木目を持ち、木肌がよく似ていることからかば桜と呼ばれていますが、植物学的にはカバノキ科に属する樹木。

金鱗から見た「山桜の特徴」
ばらつきの少ない色合いの材面に、縮れ杢模様の輝きが散在するのが特長。材質もフローリングの適材として充分な堅さがあります。

ウォールナット

ウォールナット材は日本で言う胡桃(くるみ)のことで、美しい木肌や狂いの少ない材質が好まれて、欧米では古くから 家具材や装飾用材として 使用されています。今でも高級家具や工芸品に使用されているのでお馴染みの材料です。

金鱗から見た「ウォールナットの特徴」
アメリカ産のくるみをウォールナットといいます。堅くて重くて黒い色が特徴です。アメリカの北部に行くほど色は淡く、南部ほど濃さを増します。アク(毒味)が強いですが、その「毒」がまた魅力。小悪魔的な材料です。